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猫の爪切りは病院でできる?値段や頻度・麻酔の可否について解説

猫の爪切りは、私たち人間と一緒に暮らす上で大事なことです。

ですが、猫の爪を切るということ自体の大変さも飼い主であるあなたは身に染みて感じているのではないでしょうか?

どうしても暴れてしまって切れない!という時は諦めて病院でプロに切ってもらうのもよい選択です。

そこで気になることもありますよね。

  • 爪切りだけで病院なんて行っていいの?
  • 病院でしてもらうことのメリットって何?
  • 爪切りの料金っていくらなの?
  • もしかしてうちの子、麻酔が必要?

という疑問について、元動物看護師の視点でお伝えしていきます。

猫の爪切りを病院でするメリット

まず、わざわざ動物病院で爪切りをする必要があるのか、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
病気でもないのに病院へ連れて行くことに引け目を感じてしまうこともあるかもしれません。

ですが、爪切りも立派な予防医学の一つです!
爪が伸びすぎると巻き爪になり、肉球に刺さることもあります。
こういったケガを未然に防ぐこともできるのです。

私が動物病院で勤めていた時は、ウサギの飼い主さんも爪切りの処置のみで定期的にいらっしゃっていましたよ^^

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そう、動物病院で爪切りすることはいたって普通で日常茶飯事。そして嬉しい4つのメリットがあります。

  1. 猫に負担がかかりにくい
  2. プロに直接爪切りについて話が聞ける
  3. 動物病院に慣れさせる機会になる
  4. もしもの時も安心

ではそれぞれ詳しくみていきましょう。

1猫に負担がかかりにくい

家で爪切りするより早く終わらせることができます。
すなわち、猫が爪切りをされている最中に感じるストレスを最小限に抑えることができるということです。

看護師や獣医師はプロですから、モタモタ爪を切ることがなく、褒め上手で、深爪する確率も家でするよりもうんと低いので、爪切りに嫌なイメージもつきにくいのです。

慣れない飼い主さんはどうしても『怖い』という不安な気持ちがつきまといやすく、それが猫に伝わり不安感を助長させ、爪切り嫌いになる子が多いのも事実です。

病院で処置することで、猫が爪切りに対して嫌なイメージを持ちにくく、精神的な負担がかからないのは大きなメリットと言えるでしょう。

2プロに直接爪切りについて話が聞ける

看護師さんや獣医師さんから爪切りのアドバイスをもらえます。

あまり病院へ頻繁に連れて行くことができない方や、できれば自分でケアしてあげたい方にとっては、家で爪切りできるのならばそうしたいところですよね。

病院へ連れて行けばプロが実践しているのをその場で見られますし、自分の愛猫の性格にあった気を付けるべきポイントやコツを聞くことができます。

家で爪切りをしたくてもよくわからず断念してしまった方は、やり方をよく知るためにも一度病院で爪を切ってもらうのがおすすめです。

ただ、こちらからガツガツ聞かないと教えてもらえませんので、聞きたいことは事前に決めておくと良いでしょう。

飼い主さんは爪切りの何が、どこがわからないのか私たち看護師は作業に慣れすぎていて分からないので、ピンポイントで尋ねてくれるとお教えしやすいので助かります^^

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あと、あくまでも「爪切りを教わりに来た」ではなく、「爪切りをしてもらいに来た」というスタンスはお忘れなく…。

3動物病院に慣れさせる機会になる

猫が動物病院に慣れるための良い機会になります。

病院へ行くこと自体にストレスを感じてしまっている猫ちゃんには初めは少々過酷かもしれませんが、爪切りする時間はあっという間なので、普段のワクチンや病気などで来院したときの処置よりも早く済ませることができます。

「病院へ来ても痛くなかったしすぐ帰れるな…」「あれ、この看護師さんと獣医さん良い人」と猫が気づけばこっちのものです。

優しい獣医師さん、看護師さんに慣れることで、ワクチン接種や病気の際にもストレスを感じにくくなります。

飼い主さんにとっても、自分の猫がその病院に合っているのかそうでないのかを見極める良い機会にもなります。

自分の猫が大好きなおやつを持っていき、それを看護師さんや獣医師さんから与えてもらうと尚良いですね。

環境が違うので初めは食べないかもしれませんが、慣れると食べるようになりますよ。
そうなるともう安心ですね^^

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ただ、大人になってから初めて来た病院だったり、お年寄りなどで環境に慣れづらかったりすると、ずっと病院がダメなままの子もいますが、行かないよりはずっと良いですよ。
病院から帰ったあとに調子を崩さないかなど、変わった様子が無いかどうかなどよくみておきましょう。

4もしもの時も安心

深爪をしまったり出血してしまう等、そういった“もしもの時”に適切な処置をしてもらえます。

病院で処置する場合、ほとんどそういったケースはありませんが、処置中に猫が想定外の動きをするなどした場合、獣医師さんや看護師さんも人間ですから万が一のことがあるかもしれません。

ですが、深爪による出血があった場合はすぐに止血をしてもらえるなど、素人よりも対応が素早く適切です。
仮に、猫がパニックになっても落ち着かせてくれますし、診察室は基本密室なので部屋を飛び出して行方不明になることもありません。

猫は犬に比べパニックになりやすく思わぬ事故や怪我の原因になることがあるので、そういった意味でも病院での処置は安心です^^

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また、簡単な健康チェックをしてから爪切りをしてくれる病院も多いので、普段気づかなかった猫の異変にも気づけることがあります。
処置前に行われる体重測定で、体重の変化を見るだけでも健康状態に異常がないかいち早く気がつくことができますよ。

爪切りのケア(止血を含む)であれば、ペットショップやトリミング店でも代行してくれることはありますが、こういった健康面での処置やチェックはありませんので、病院で爪切りする方がより安心ですね。

病院の処置でかかる値段と適切な頻度

猫の爪切りの処置費用について

動物病院では診察料+処置料(爪切り)となります。
おおよその相場は以下のとおりです。

爪切りの処置費用の相場はこれ!

診察料

  • 初診の場合 ⇒1000~2000円程度
  • 再診の場合 ⇒500円程度


 

処置料(爪切り)

  • 500円〜
  • +α(追加料金)→(注)

 

(注)猫が暴れるなどして処置に時間がかかった場合など、追加料金が発生することもあります。追加料金は数百円の場合もあれば、麻酔などの特別な措置が取られた場合だと数千円以上の高額になることもあります。

以上より、爪切りの料金は概ね約1000~3000円となるでしょう。
病院によって対応や仕組みが異なりますので、かかりつけの獣医さんに事前に問い合わせておくと確実ですね。

ちなみに私が勤務していた動物病院は診察料+爪切り600円でした。

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定期的に行うことを決めている飼い主さんの場合だと、病院によっては診察料のみ、または処置料のみで行ってくれることもあります。

逆に、初めて行く病院(初診)の場合や、通いの病院でも普段行っていない健康チェックをした方が良いと判断された場合は、診察料がかかるケースが多いです。

いろいろなケースがありますが、病院の方針に従うようにしましょう。

例えば、診察しなくていいから爪切りだけにしてちょうだい!と診察を断ると飼い主のエゴだと思われ、叱られる病院もあります。

なぜなら、その病院が、第一に猫の健康状態を優先し、猫が健康であるときに爪切りをするのが適切だと考えて“診察が必要”と判断しているからです。

でも、逆に診察料がかからなかったからといって病院が健康チェックを怠ったとは思わないでくださいね^^
猫の状態や通院履歴など総合的に「健康であるか」は最低限判断され、その上で診察料を取るか取らないかという話になります。

飼い主さんの負担も考えて割り引いてくれるところなど、動物病院の方針にもそれぞれバラつきがあり、色々と仕組みが違います。

runa

猫の爪切りを病院で行う頻度について

爪は前足を基本的にチェックし、先が尖ってくると爪切りのサインです。

爪切りの理想的な頻度は、およそ2週間程度に1度、処置してもらうのがおすすめです。
最低でも1ヶ月に1回は病院に慣れるためにも切ってもらいに行きたいところです。

猫の爪切りは麻酔も必要?

どうしても暴れてしまう子など麻酔をかけての処置も必要な場合もありますが、基本的にはよほどのことが無い限り麻酔は使用しません。

“よほどのこと”とは、例えば、巻き爪になり爪が肉球に刺さり早急に切らなければならない場合などです。
そういった「治療行為」が必要な場合のみ麻酔がかけられることが多いです。

まず、人間の力だけではどうしようもなく、薬剤の力でおとなしくさせるしかない場合は大きくわけて、

  • 鎮静剤
  • 吸入麻酔(全身麻酔)

以上の2種類があります。

鎮静剤の場合

暴れてどうしようもなく人にとっても猫にとってもケガなどのリスクがある場合は、獣医師の判断により鎮静剤が用いられます。

鎮静剤は通常ですと、手術前の麻酔をかける段階の一つ前に「落ち着かせる」ために注射によって施されるものです。
猫は人とは違い、じっとすることができないのでこのような薬剤を用います。

どんなに暴れん坊でじゃじゃ馬な猫でも、鎮静剤を打たれると力が抜けてあっという間にふらっふらふにゃっふにゃになります。

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意識低下を起こすものなので、打たれるとウトウトした状態となりますが、この時一応意識はあります。
これは正確に言うと、痛みを感じなくなる麻酔とは違うものになります。

鎮静状態から覚ます薬剤もありますので、長い時間ぐったりしてしまうものではありません。

料金は約3000円です。

吸入麻酔の場合

麻酔効果のあるガスを吸わせることで、全身に麻酔をかける方法です。

麻酔剤の成分は猫の身体の中で処理されます。
その際に腎臓と肝臓に負担をかけるため、事前に血液検査などで麻酔に耐えられる健康状態なのかどうかを調べる必要があります。

命に関わることなので、検査は必ず受けないといけません。
高齢な場合や、持病がある場合は獣医さんとよく相談をする必要があります。

爪切りで吸入麻酔を用いる場合というのは、

  • ひどい巻き爪が複数肉球に刺さっている
  • 処置にひどい痛みを伴う
  • 時間を要し、鎮静剤のみでは事足らない

などのような場合に獣医師の判断によって用いられます。

ただし、麻酔をかけることによる副作用で嘔吐することがあり、その嘔吐物が気管に入り窒息する恐れがあるため、麻酔をかけることになった場合は前の日の晩から絶食(場合によっては絶飲)した状態で来院しなければなりません。

病院によって料金にかなりバラつきがありますが、約5000円~10000円になります。
※料金は体重で決められている病院が多いようです。

 

◆◆◆

鎮静剤や全身麻酔は猫の身体に負担が大きく、命に関わるリスクもあります。
猫の年齢や健康面への影響を考慮し獣医師が危険と判断した場合は、鎮静剤及び麻酔をかけることができないこともあります。

麻酔はかけないことに越したことはない、かけないでできるところまでなるべく処置をする、という獣医さんも居れば、健康面への影響が最小限に抑えられる場合には積極的に鎮静や麻酔をかけた方が良いという獣医さんもいます。

なぜなら、無理に押さえつけて処置をするよりも精神面でのストレスが少ないからです。

ただ、このあたりの考え方は獣医さんによって本当によく変わるもので、何が一番いいのかは猫にしかわかりません…。

とにかく、麻酔云々となる前に、こまめに爪切りをしたり、爪切りに慣らすことは大切ですね

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まとめ

猫の爪切りを動物病院ですることについてお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。

爪切りは日々の大事なお手入れの一つです。

ですが、やり方を間違うと、飼い主さんとの信頼関係を壊すことにも繋がってしまいます。
そうならないためにも、潔くすぐに動物病院で切ってもらうことも大切なことです。

まごまごするより、嫌われる前にまずは思い切って病院へ行ってみてください。

ぜひ安全で安心な方法で爪切りしてもらってくださいね^^

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