猫好き必見!ねこねこ55の放送予定をチェック!

猫用食器の洗い方とおすすめの洗剤は?人間用の洗剤を使ってはいけない理由

食べるのが大好きな猫にとって、ご飯の時間は1日の中でもっとも楽しみな時間です。
ご飯の用意をしている時から待ちきれずにそわそわ~にゃーにゃーと催促されることも多いでしょう。

猫が使う食器は直接口をつける物なので、ご飯を食べ終わった後の食器や水用の器のお手入れは衛生面に気を付けて、しっかりと洗っている飼い主さんがほとんどだと思います。
しかし洗う際に洗剤はどうしたらいいのか、疑問を持ったこともあるのでは?

猫用の食器の洗い方について、人間用の洗剤で洗ってはいけない理由や安心して使えるおすすめの洗剤を紹介します。

猫の食器を人間用の洗剤で洗ってはいけない理由

界面活性剤が入っている

人間用の洗剤の成分には猫が中毒を起こす危険がある界面活性剤が含まれていて、猫の体内に入ると嘔吐や下痢の中毒症状が出たり、消化管の粘膜を傷付けるおそれがあります。

人間用の洗剤はあくまでも人間が使うことだけを想定しており、人間が口にしても問題が出ない基準で作られているため、猫の食器に対して使うのはNGです。

猫は餌と一緒に食器も舐めてしまうため、洗剤の洗い残しがあると一緒に体の中に取り込んでしまうおそれがあり、念入りに水ですすいだとしても中毒症状を起こす可能性はゼロではありません。

衛生面を考えて食器を洗うという行為は間違いではありませんが、人間が安全なら猫も大丈夫だろうと安易に考えて人間用の洗剤を使うと猫の健康を損ねかねません。

ニオイが食器に残ってしまう

食器用の洗剤には人間がいい香りと感じるニオイがつけられていて、人間用の洗剤を使うとニオイが食器に残ってしまう可能性があります。

人間の食器用洗剤は食器の片付けにストレスを感じる人が多いため、少しでも苦にならないように工夫がされており、香りもその一つです。
自分が好きな香りで嫌な食器洗いも楽しくしたいという気持ちは、毎日家事をする立場の人であれば洗剤選びのポイントになるでしょう。

ですが、人間にはいい香りでも猫にとってはキツく嫌な臭いになってしまい、不快なニオイは食欲に影響する大きな問題になります。

猫は嗅覚が優れていて、食べられるものかどうかをにおいで判断しており、食器についたニオイを嫌がって餌を食べようとしなくなることも考えられます。

人間用の洗剤はバイオフィルムを落とせない

猫の食器を洗っていてぬめりが気になったことはありませんか?

キャットフードに含まれている油のせいだと思っている人もいるかもしれませんね。そういう筆者も油のせいだと勘違いしていた一人です^^;

実は、猫の食器のぬめり汚れは「バイオフィルム」によるもの。
バイオフィルムとは、猫の口の中に住みついている細菌が、食器を舐めた時に唾液と一緒に付着して増殖した結果、表面にバリアのような膜を張ったものです。

ぬめりの中にはたくさんの雑菌がウヨウヨしていると考えると、すぐにでも落としてくなるとおもいますが、バイオフィルムはとても落としにくく、人間用の洗剤では落としきれません。

ぬめりが残った食器で餌をあげていると細菌も一緒に舐めることになり、猫の口の内はますます細菌が増えていきます。細菌が増えるとさらにぬめりがひどくなっていき、口と食器の間で悪循環を繰り返します。

口内のケアはもちろんですが、猫専用の洗剤などを使ってバイオフィルムをしっかりと落として、食器も清潔に保つことが病気の予防につながります。

猫用の食器の正しい洗い方と注意点

重曹で洗う

ペットを飼っていると環境に良い重曹を使って掃除をしている人も多いでしょう。ペットが口にしても安心なので、猫の食器洗いにも使用できます。

重曹は薬用・食用・工業用と純度が3種類に分かれており、掃除などでよく使われる工業用の重曹は低価格で量も多くお手頃な価格で購入できます。
ですが、猫の食器を洗う際には体内に入る可能性を考えて、食用として使われるレベルの純度を持った重曹をおすすめします。

重曹には研磨効果があるので頑固な汚れを落とす時に役立ちます。重曹の粒子はやわらかいため器に傷がつきにくく、プラスチックなどのやわらかい素材の食器にも使用できます。

食器の洗い方は基本的には人間と同じで、食器についた食べ残しを取り除いて、重曹を振りかけてスポンジなどでこすり洗いをします。
重曹は洗い流しがあると白く残ってしまうことがあるので、よくすすぎ洗いをしましょう。

人間用のスポンジと別々にする

食器洗いの時にはスポンジを使っていると思いますが、人間と同じスポンジを使うと洗剤が残っている可能性があるので、猫用の食器を洗うスポンジを別に用意しましょう。

人間用のスポンジは、洗剤成分の他にも人間の食べ物のカスや調味料などが付着している可能性があり、猫が口にすると中毒を起こす食べ物もあるので使用しない方がいいでしょう。

スポンジを介して猫の口の中にいる細菌が人間に感染する場合もあるので、お互いの健康のためにスポンジは別々にしましょう。

食器はこまめに洗う

猫の食器はどのくらいのペースで洗っていますか?
人間が使った食器は毎食後に洗う習慣があるのに、猫の食器を洗うペースは飼い主さんによって違いがあるようです。

毎食ごとに洗う人もいれば、一日に一回という人、中には一週間洗わないという人も・・・
ウェットなキャットフードの時は洗うけれどドライフードの時は洗わないなど、さまざまなパターンがあります。

いずれにしても食器についた細菌は時間をおくとどんどん繁殖していきます。食べカスが残っていると腐る原因にもなるため、衛生面を保るためには猫の食事が終わったら毎回洗うようにしましょう。

煮沸消毒も合わせて

猫用食器の普段洗いとして、水洗いまたは重曹やペット専用の洗剤を使いながら洗っているかと思いますが、それだけでは雑菌をキレイに落とし切れているか不安に感じる人もいるのではないでしょうか?

実際、重曹やペット用洗剤だけではすべての雑菌を落としきれていないことがありますので、時々は食器を煮沸消毒するのがいいでしょう。

高温のお湯で煮出すことで確実に雑菌を減らせる煮沸消毒は、洗剤に頼らずに消毒ができます。

煮沸消毒をすると雑菌の繁殖を防ぎ、落としにくいぬめり汚れも取れやすくなるので、いつもの洗い方に合わせて取り入れてみてください。

猫用洗剤のおすすめはこれ!

100%天然成分 オリジナル食器洗剤 イー・キッチンバブル



 

猫用食器のぬめり汚れを落とすことに焦点をあてて、猫の体に人間の手にもさらに環境にも優しい天然成分でできた洗剤です。

これがおすすめ!

天然三六五 サラピカ 猫専用食器洗剤



 

防腐剤や合成保存料などの人工添加物を一切使われておらず、除菌成分として使われる精油も使われていません。
洗浄力が高くコストパフォーマンスにも優れているのもポイントです。

これがおすすめ!

わんにゃん食器の洗剤



もっちりとした泡で出てくるポンプ式になっており、頑固なぬめり汚れを落としてサッパリと短時間で洗える天然成分100%の洗剤です。

これがおすすめ!

まとめ

猫の健康を考えてキャットフードの栄養面を気にかけていても、そのキャットフードを入れる食器が汚れていては衛生的に悪く、洗い方も十分な配慮が必要です。

人間用の洗剤は使わずに正しい洗い方で食器を清潔に保って、おいしくご飯を食べてもらいましょう ^^)

病気をせずに長く一緒の時間を過ごせるように、猫が口にするものは飼い主がしっかりと管理していきましょうね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA