【2020年最新】熊本県のおすすめ猫カフェ5選！

2016年に巨大な地震に見舞われ、大きな被害を受けた熊本県。

あれから4年近くの月日が経とうとしています。近年たくさんの地域が災害に見舞われる中、自分はどんな支援ができるだろうと考える人も多いのではないでしょうか？

熊本県は現在も復興に向けて頑張っている最中です。観光で熊本を訪れることで支援することにもつながり、小さくても復興への力となるでしょう。

「観光と言っても、どこに行けば？」と、すぐには思いつかないかもしれません。そんな時、猫好きならその地域の猫カフェに足を運ぶのも立派な観光になりますよ！

熊本県を訪れた際にぜひとも行ってほしい、おすすめの猫カフェを紹介していきます。

熊本県のおすすめ猫カフェ5選！

おすすめする猫カフェには知る人ぞ知る地元の有名店もあれば、新しく参入してきた全国規模のお店もあり、新旧の猫カフェがしのぎを削る熊本県！

どんな魅力的なお店があるのか、早速見ていきましょう～♪

1かごにゃん

まだ猫カフェという言葉が世の中に浸透する前から営業を開始し、キャットシェルターとして猫の保護や治療、譲渡を目的として作られた譲渡型の猫カフェです。

かごにゃんは猫たちが一番のお店です。保護猫がスタッフとなって訪れる人を癒やし、カフェで癒やされた人たちが支払ったお金はすべて猫たちのために使い、猫と人がお互いに支え合う形を目指しています。

熊本市の中心部である新市街にある1号店”新市街店”と上林町にある”並木坂店”の2店舗を展開しており、2店舗は車で約10分ほどの距離にあります。

お店には里親を募集している猫以外にも店舗ごとにレギュラーメンバーがいます。新市街店は20匹近くいる猫の中でレギュラーメンバーの比率はとても少なく、ほとんどが里親を募集している子ばかりです。一方、並木坂店はレギュラーメンバーが多く、その比率はほぼ半々といったところ。

里親募集をしている子は希望者が現れるとトライアル行くなど、入れ替わりしていきます。いつもいるスタッフ猫さんも体調によってお休みする場合があるので、会いたいと思うお目当ての子がいるならば、事前に出勤しているかを確認してから行くと良いでしょう。

それぞれのお店のおすすめポイントを紹介していきます。

熊本県の知る人ぞ知る有名店とは、こちら新市街店のことです！

その理由は、女優の柴咲コウさんが大きく関係しています。
猫好きを公言していて、オッドアイが印象的な白猫ノエルちゃんと黒猫のモントンくんの2匹の猫を飼っている柴咲さん。公私ともに猫と縁が深い女優さんで、2019年には映画「ねことじいちゃん」に出演しています。

柴咲さんのSNSによく登場して、とっても有名な美猫ノエルちゃん。彼女はなんと新市街店出身なんです！

柴咲さんとノエルちゃんとの出会いはとっても運命的❤

運命の出会いをした新市街店には柴咲さんが訪れた時の写真が飾られており、その腕にはクリームちゃんという保護猫名だったノエルちゃんが抱かれています。写真の隣には直筆のメッセージ入りでサインも。

新市街店を訪れる際にはぜひ確認してみてくださいね！

ちなみに、柴咲コウさんが出演した「ねことじいちゃん」がどんな映画だったか知りたい！という人は、こちらの記事をご覧ください。

新市街店は22時まで営業していて、猫カフェにしては珍しく夜遅くまで猫たちと遊べます。ドリンクメニューは2店共通で、ビールやカクテルなどのアルコールも用意されています。

周辺には飲み屋さんが多いので、二軒目で訪れるにももってこいの飲み屋街のオアシス的存在です。

並木店は九州でも最大級（100㎡以上）の店舗面積を活かして、譲渡会の他にも撮影会やサークルなどのイベントにも対応しています。貸切は特にしたことないようですが、希望があれば相談にのってくれます。

かごにゃんは年齢制限が設けられていないので、家族連れで気兼ねなく行ける点もポイントの1つです。子供がいても猫を飼いたいと思っている人は、実際に触れ合いながら子供に猫との触れ合い方を教えてあげてください。

とっても残念なことに、2011年から営業してきた並木坂店は2020年1月26日をもって閉店してしまうことが公式HPで発表されています・・・

2猫カフェ Moff animal cafe ココサ熊本店

「MOFF」は珍しい動物と触れ合える本格アニマルカフェを全国展開している会社です。ふくろうやハリネズミ、うさぎなどたくさんの種類の動物と、ショッピングセンターなど身近な所に店舗を構えて気軽に立ち寄れる場を提供することをコンセプトとしています。

2019年8月15日、熊本の複合商業施設COCOSAの3階にオープンしたのは「MOFF」が展開する猫と本格カフェのお店。

マンチカンやスコティッシュフォールドなど人気の猫種の他に、サイベリアンやラパーマ、シンガプーラなど珍しい猫種のスタッフ猫さんがいます。その他に時間限定でフェレットが加わることも。

お店の壁の一辺はガラス張りになっていて、外からでも店内が見渡せる開放的な空間作りがされています。ですが店内は衝立で区切られていて、まるで迷路のよう。ソファ席やベンチ席だけでなく、人目を気にせずにスタッフ猫さんと戯れられる半個室空間が用意されているのも魅力的です。

カフェメニューにはお気に入りの猫の写真を転写するラテアートがあり、選べる写真はなんと20種類以上！どの子にしようか迷ってしまいますね。

18歳以上の保護者が同伴していれば、お子様でも入園に年齢制限はありません。保護者1名につき3名までが一緒に入園でき、そのうち3歳以下のお子様には入園無料になるうれしいサービス付きです。

3猫カフェ KAJU

子飼橋通りという大きな通りに面した白い壁がきれいな平屋建ての建物に赤い扉が鮮やかなシンプルな外観が目を引きます。

2018年にオーナーさん姉妹が飼い猫と始めた比較的新しい猫カフェです。2015年生まれのサスケくんを筆頭に、15匹のスタッフ猫さんに新たに2019年に生まれた見習いのチビちゃんも加わりました。スタッフ猫さんは親子に孫まで血縁関係にある子もいて、若くて仲が良くとってもにぎやかなお店です。

料金がとってもリーズナブルなので、気軽に訪れやすいのはポイントも高いですね。小学生以下は予約と保護者の同伴が必要ですが、子供料金が半額に設定されています。中学生から大学生には月・火・木（祝祭日除く）にはうれしい学割もあります。

ドリンクはお客様はもちろん、スタッフ猫さんたちが怪我をしないように、ペットボトルで提供されています。カフェ感はちょっと薄めですが、それだけスタッフ猫さんが元気がいい証拠なので、思いっきり猫と遊びたい人に超おすすめです！

ナイト猫カフェや夜限定の貸切猫カフェ、ストレッチ教室など、さまざまなイベントも開催されています。世代を問わず猫好きな人が集まるコミュニティとしての役割を持っているといえるでしょう。

イベントに参加することで猫に癒やされに行くだけではなく、新しい人と出会いのチャンスも出てくるのではないでしょうか？和気あいあいとした、居心地のよい雰囲気を味わってみてください。

4猫カフェMICO

国道57号熊本東バイパスを通ると、お店の看板と猫が歩いたような肉球が描かれた3階建てのこげ茶色のビルが見えてきます。とても目立つので車で通ってもわかるのではないでしょうか？

1階にある猫カフェはガラス張りになっているので店内の様子が見られます。スコティッシュフォールドやマンチカンなど人気の猫種以外に、ラパーマやアメリカンカールなど珍しい猫種の純血種の子がいて、いろんな猫種と触れ合える猫カフェです。

お店が開店した頃からいる純血種のスタッフ猫さんたちの間に生まれた子供たちも加わって、今ではスタッフ猫さんは総勢30匹以上に！ビルの2階がスタッフ猫さんたちの休憩所になっているので、交代でお店に出てはゆったりとお仕事をしています。

このカフェの定員は10名まで。定員を決めることでスタッフ猫さんの負担も減り、訪れたお客様にもゆったりと楽しめるようにと配慮されています。訪れる際には事前に確認の電話をして、予約をしておくと待ち時間なくスムーズに入店できますよ。

11:00～12:00にキッズアワーが設けられています。小学生未満のお子様を連れて行きたい場合は、キッズアワーのみ保護者同伴の上で保護者1名につき2名まで入店が可能です。

小学生は保護者同伴であれば時間の制限はありません。一度に2名まで入店できますが、すでに小学生が2名入店している場合は入店できませんので、予約をおすすめします。

5CAT’S CAFE ねこじゃらし

大通りに面したいろんなお店が立ち並ぶ中、木目の扉とナチュラルテイストの外観が目を引く、こじんまりとしたとてもかわいらしいお店です。

譲渡型の猫カフェで、出迎えてくれるのは保護猫ばかり。以前はオーナーさんが飼っている4匹がレギュラーメンバーとしてスタッフ猫さんをしていたようですが、今はおうちでのんびりとされているとか^^

10分100円+ワンドリンクオーダー制（300円）と、ちょっとした時間でも気軽に利用できてお財布にも優しい料金設定がとてもうれしいですね。学生の方は1時間600円でワンドリンク付きなので、ぜひ学生証を持っていきましょう！

HPには「猫スタッフの一日」や「おすすめの服装」がイラストでわかりやすく紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてください。思いっきり猫と遊びたいのに寝ている時間帯だった(;_;)ということも防げますよ。

定員が8名と少ないため、予約制ではありませんが予約をして行った方が確実です。特にキッズデーは混み合いますので予約をおすすめします。

オリジナルの布小物やアクセサリーなど、ハンドメイドの猫雑貨の販売もされています。地域のイベントや譲渡会などにも積極的に参加されていて、オリジナル雑貨をお目当てイベントに訪れる人もいるほど人気があります。

お店でのイベントも豊富でネコヨガやヒーリングイベントなど、スタッフ猫さんたちと一緒に楽しめるように定期的に開催されています。

【番外編】猫に出会えるカフェも！

いわゆる猫カフェではありませんが、猫のいる空間として楽しめるカフェもご紹介します。

ダイニングカフェ マジョラム

一歩店内に入るとアンティークの家具に囲まれ、まるで外国のカフェに来たような異国情緒あふれる空間が広がります。アンティークチェアは一つ一つ形が違うのに雰囲気を損なわず、どの椅子に座ろうか、ワクワクして悩ましくなるほどです。

九州産の小麦が使われている「九州パンケーキ」で作られたパンケーキにはお食事パンケーキとスイーツパンケーキがあり、ランチやお茶などゆっくりとした時間を過ごすのにもってこいのカフェです。

これだけなら普通のカフェなのですが、このお店には一つ不思議な所があります。店内にガラスで仕切られた猫の部屋があるのです！

中にはベンガル、ソマリ、ラグドール、オリエンタルショートヘアの4匹の猫さんが気ままに過ごしています。時にははしゃいで遊び回る姿が見られることも。残念ながら猫カフェではないので部屋に入ったり触れたりはできず、お店のコンセプト仕様保持のために10歳未満のお子様は入店できません。

店内ではアンティーク調のアクセサリーを販売していたり、絵本などの書籍が置かれていてブックカフェとしての一面も。テラス席もあるので、お気に入りの場所でくつろぎながら猫を眺めたり、読書をしたり、有意義な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか？

まとめ

それぞれの猫カフェが趣向を凝らしていて、魅力的なお店が多いと思いませんか？

猫が幸せそうな姿を見るだけで、ホッとした気持ちになれますよね。癒やされるだけではなく。プラスアルファーがあってこそ成り立つという面はありますが、どれだけサービスが良くても訪れる人の心に響かなければ意味がありません。

熊本県の猫カフェには、心に響くもてなしの気持ちがこもっているように感じます。

近くに住まわれている方も、旅行を計画されている方も、ぜひ熊本県を訪れて猫カフェに行ってみてくださいね！