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ラグドールの性格5選!毛色の特徴と個性の違いをオス・メス・子猫別に解説!

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ふさふさとした長い被毛と青く澄んだ瞳が特徴的なラグドール。

おとなしく抱っこされる様子はまさにぬいぐるみのようで「Ragdoll=ぬいぐるみ人形」という名前が付けられたのもうなずけます。

ラグドールは見た目の愛らしさもさることながら、室内飼いに理想的な性格といわれ、飼いやすいことでも人気の猫種です。

室内飼いに理想的な性格を持つといわれるラグドールの性格を毛色や性別、子猫時代にわけて徹底的に紹介します!

ラグドールの性格5大特徴!

穏やかでおとなしい

ラグドールの性格でもっとも代表的なのが、穏やかでおとなしいという点です。

長毛の猫種は比較的おとなしい性格が多いといわれていますが、ラグドールにも当てはまります。

興奮することが少なく、ほとんど鳴くこともありません。用事があって鳴く時でも小さくて控えめなので、鳴き声でご近所に迷惑をかけることもありません。

スキンシップが大好き

ラグドールは他の猫やペットといるよりも人間のそばにいることを好み、抱っこされることも大好き!

自分から甘えるというよりも人間に構ってもらって喜ぶタイプで、スキンシップを交えたコミュニケーションをしっかりととってあげると大変喜びます。
逆に一匹にされる時間が長いと寂しくてストレスになってしまう場合もあります。

忍耐強く物怖じしない

猫は何をするのか想像ができない小さな子供に対して神経質になる傾向がありますが、ラグドールは小さな子供にも優しく、ちょっかいをかけられても忍耐強くおとなしくできる猫です。

他の猫に対しても物怖じせずにどっしりと構えて、適度な距離感を保つ賢さを持っています。

あまりに物怖じしない性格のために危機管理能力が薄く、自然界の厳しさに対応できないともいわれており、室内で飼うことを前提とした猫とされています。

飼い主に従順

スキンシップが大好きなラグドールは抱っこをしても嫌がらず、おとなしく抱かれたままリラックスして、そのまま寝てしまう場合もあります。

人間が好きで、言うことも理解する賢さを持っており、コミュニケーションを取って信頼関係が築けるとしっかりとしつけができる従順さもあり、とても飼いやすい性格といえるでしょう。

狩りへの本能が薄い

体が大きいラグドールはあまり運動が得意ではなく、狩りへの本能が薄いため活発に遊びまわるタイプではありません。

興奮して爪を立てたり、家具で爪を研いで傷つけることもほとんどなく、どちらかといえば飼い主の膝の上でのんびりとしていることを好みます。

運動に対しても関心が薄いため、放っておくと必要以上には動かなくなり、運動不足になってしまいます。
飼い主が一緒に遊ぶように誘ってあげることも必要です。

ラグドールの毛色による個性の違いは?

ラグドールは毛色の種類がとても多く、毛色によって見た目の印象がガラリと変わるのもラグドールの魅力の1つといえるでしょう。

毛色が多彩なラグドールですが、生まれたての子猫は真っ白な被毛をしています。
生後数週間すると色が出始め、成長とともに色が濃くなっていき、色が完全に出るまでには数年かかることもあります。

ラグドールの毛色の特徴と種類

毛色の種類

ラグドールは毛色にはさまざまな種類があり、代表的な色として8種類があげられています。

  1. シール(こげ茶)
  2. ブルー(灰色)
  3. レッド(オレンジ色)
  4. クリーム(クリーム色)
  5. チョコレート(濃いこげ茶)
  6. シナモン(薄い茶色)
  7. フォーン(小鹿色
  8. ライラック(薄い灰色)

ラグドールの毛色は上記以外に『リンクス』と呼ばれる縞模様が入ることもあります。

代表的な8種類の毛色の組み合わせや、体のどの場所に色が出ているかの違いによって呼び方が変わり、ラグドールの色が入る場所は基本的には3パターンに分かれています。

毛色とパターンの組み合わせで現れる数は、なんと240種類!
ラグドールは見た目のバリエーションがとっても豊富な猫といえるでしょう。

ラグドールの基本パターンは血統登録機関によって認定されているパターンに違いがあり、TICA(The International Cat Association)が公認しているのは『カラーポイント』『ミテッド』『バイカラー』の3パターンです。

TICAによって認定されている3つのパターンについて紹介していきます。

カラーポイント

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カラーポイント

体色は薄い色なのに対して顔や耳、足や尻尾などにアクセントとなる濃い色が入ったタイプを『カラーポイント』または単に『ポイント』といいます。

体の末端部分が濃い色になっているは体温が低いためで、カラーポイントはすべてのラグドールの基礎となっています。

ポイント部分の色がこげ茶色のシールの場合にはシールポイントと呼ばれ、灰色のブルーの場合にはブルーポイントと、パターン名の前に毛色名を入れて呼ばれます。

カラーポイントにリンクス(縞模様)が入った場合には、リンクスカラーポイントと呼ばれます。
リンクスの特徴はクレオパトララインと呼ばれる目の下のラインです。目の下にクッキリとした白い線が入り、大きな目に見えます。

ミテッド

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シールポイントミテッド

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ブルーポイントミテッド

ミテッドはカラーポイントに白い手袋や靴下を履かせたような柄が特徴です。

顎や胸、お腹にも白色が入っているのが理想のミテッドといわれていますが、ミテッドには手足の他に額から鼻先にかけて白い模様が入ることがあります。
この模様をブレイズといい、ブレイズが入ることは認められています。

カラーポイントと同様に、毛色がシールの場合にはシールポイントミテッドと呼ばれます。

ミテッドはラグドールの創始者がもっとも愛した毛色だといわれています。

バイカラー

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シールバイカラー

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ブルーバイカラー

耳を含めた顔の中心で八の字に色が分かれた、いわゆるハチワレ模様がバイカラーです。

鼻を含めた下側が白く、体も全体的にカラーポイントやミテッドよりも被毛が明るめで、ラグドールの中でもっとも多い毛色のパターンがバイカラーといわれています。

毛色がシールの場合にはシールポイントバイカラーと呼ばれます。

番外編

トーティ

バイカラーが部分的に2色に分かれているのに対して、2色の毛色が混ざり合っているのをトーティといいます。

毛色が混ざり合っているため、サビ柄といわれたり、三毛猫に分類されることもあり、トーティの多くがメス猫です。

ソリッド

毛色が白か黒の単色のラグドールをソリッドといいます。ソリッドは主要なパターンではありませんが、TICAによって存在は認められています。

ポイントのラグドールがサファイアブルーの目をしているのに対して、ソリッドのラグドールの瞳は緑色をしています。

毛色による性格の違いは?

カラーバリエーションが豊富なラグドールですが、毛色によって性格に違いがあるのか、というのも気になる点ではないでしょうか。

毛色による性格の違いはあくまでもそのように見えるという程度です。

飼い主と遊ぶのが好きなバイカラーのラグドールで、遊んで欲しくておねだりしている様子が撮影された動画もあるようですが、毛色やパターンによる性格かどうかはハッキリとしていません。

毛色によるもの性格の違いというよりも、個体差や成育環境などによる影響が大きいといえるでしょう。

ラグドールの性格をオス・メス別に解説!

ラグドールの全般的な性格に加えて、オスとメスでは多少ですが性格に違いがあります。

個体差や環境による影響もありますが、総体的な性別による性格の違いについて紹介します。

ラグドールのオスの性格

穏やかでおとなしい性格のラグドールですが、オスは遊びにも興味を持って猫じゃらしにも反応を示すなど活動的な一面を持っています。

オス猫の方があまえんぼうになるといいますが、ラグドールのオスも人懐っこく甘えるのが大好きで、飼い主についてまわる子が多い傾向にあります。

ラグドールのメスの性格

ラグドールのメスはオスよりも気分屋でマイペースな性格をしており、より猫らしい性格をしているといえます。

メス猫はオス猫よりも全般的に神経質な一面を持っており、ラグドールのメスにも当てはまります。

特にラグドールは帰巣本能が強いといわれているため、環境の変化にとても敏感です。慣れない場所や知らないにおいに反応してストレスを感じる場合もあります。

ラグドールの子猫の性格

ラグドールの子猫はやんちゃで、成猫になって落ち着いてくると性格にも個体差が出てきますが、おとなしいというイメージで子猫を迎えると少しびっくりするかもしれません。

子猫らしく元気に遊びますし、何も考えずに高い所に上ってしまう無鉄砲さもあります。

それでも遊ぶことが大好きな猫種の子猫に比べるとおっとりとしていて、どちらかというと天然っぽさを持っています。

まとめ

ラグドールは人間がとても好きなので、猫とイチャイチャして暮らしたいという人にとっては理想的といえる猫です。

抱っこをすると安心して体を預けてくれるのでちょっと重いかもしれませんが、ふわふわの毛は触り心地もよく、心から癒やされること間違いなしです(^^)

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