「ロイヤルカナン」とは、世界中の愛猫家から愛されているペットフードブランドのひとつ。
1968年、フランスのジャン・カタリーという獣医師によって創設されたのが、ロイヤルカナンの成り立ちといわれています。
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厳選された原材料を使用しているため、食品の安全性も高く、多くの獣医師からも推奨されているロイヤルカナンのペットフードのなかには、子猫用のラインナップも用意されています。
ロイヤルカナンから子猫用に展開されているフードの種類は、実に豊富ではありますが、充実しすぎて、どの種類にしようか目移りしてしまうこともあるでしょう。
この記事では、ロイヤルカナンのキトンシリーズから、子猫用前期&後期についての種類と特徴をはじめ、与える量やカロリーまで、詳しくご紹介したいと思います。
実際に、ロイヤルカナンのフードを愛用している愛猫、ロシアンブルーのレイ(生後5ヶ月)と、使用してみた感想を徹底的にレビューします!
もくじ
ロイヤルカナンキトンシリーズの種類|カロリーや給与量は?
ロイヤルカナンでは、全ての猫たちの健康的な体づくりを目指して、あらゆる猫の品種や年齢、健康状態に合わせたフードが揃っています。
子猫用のフードも豊富に展開されており、いくつかの種類があります。
成長前期&後期に分けて、それぞれの種類と特徴、カロリーや適切な給与量もみていきましょう。
記載されている給与量はあくまで目安であるため、猫の個体差や運動量に合わせて、複数回に分けながら与えてください。また、常に清潔で新鮮な飲料水も用意しましょう。
生後0日~4ヶ月までの成長前期の子猫用
- ベビーキャット ミルク(誕生~離乳期の子猫専用)
- マザー&ベビーキャット(子猫用・母猫用ドライフード)
- マザー&ベビーキャット(子猫用・母猫用ウェットフード)
ベビーキャット ミルク(誕生~離乳期の子猫専用)
ロイヤルカナンのベビーキャットミルク(誕生~離乳期の子猫専用)は、生後0日~2ヶ月ごろまで使用できるインスタントの子猫用ミルクです。
ミルクの粒子を極限まで細かく精製しているため、お湯にも非常に溶けやすく、産まれたての子猫でもゴクゴクと飲むことができますよ。
気になるミルクの成分には、高たんぱく質・乳清たんぱく質・フラクトオリゴ糖が含まれており、成長前期の消化器が未発達な子猫でも消化しやすいよう、でんぷんが排除されています。
ロイヤルカナンが独自にミックスした、タウリン・ビタミン・必須脂肪酸の栄養素の数々と、脳の中枢神経の発達に必要なDHAやEPAで、子猫の健康を全面的にサポートしてくれるでしょう。
メイン食材 | ミルクプロテイン |
主成分 | たんぱく質:31.0%以上 脂質:37.0%以上 粗繊維:0.0%以下 灰分:6.6%以下 水分:4.0%以下 食物繊維:0.5% ビタミンA:25,000IU(1kg中) ビタミンD3:1,500IU(1kg中) ビタミンE:600mg(1kg中) |
カロリー (代謝エネルギー) | 543kcal/100g |
量(ml) | |
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生後1週 | 2〜4ml(7回) |
生後2週 | 5〜10ml(6回) |
生後3週 | 10〜15ml(5回) |
生後4週 | 10〜15ml(5回) |
マザー&ベビーキャット(子猫用・母猫用ドライフード)
ロイヤルカナンのマザー&ベビーキャット(ドライ)は、妊娠後期~授乳期までの母猫と、生後1ヶ月~4ヶ月ごろまでの子猫が使用できるドライフードです。
子猫の成長と共に、母猫の初乳から譲り受けた免疫力というものは徐々に低下していきますが、マザー&ベビーキャットには抵抗力を上げる抗酸化成分が配合されていますよ。
他にも、超高消化たんぱく質・プレバイオティクスが含まれていたりと、消化器の未発達な子猫の消化も積極的に促してくれるので、安心して与えることができますね。
また、DHAも豊富に配合されているため、妊娠してから授乳するまでのあいだ、同フードを母猫にも与えておくと、子猫の脳の発達をサポートする働きがあります。
小粒に設計されたフードの形状は子猫の顎と乳歯にはぴったりで、子猫用ミルクやお湯でもふやかしやすくなっていることから、固形食への移行もスムーズに行えるでしょう。
メイン食材 | 肉類(鶏、七面鳥) |
主成分 | たんぱく質:32.0%以上 脂質:23.0%以上 粗繊維:2.9%以下 灰分:8.1%以下 水分:6.5%以下 食物繊維:6.4% ビタミンA:28,500IU(1kg中) ビタミンD3:1,000IU(1kg中) ビタミンE:600mg(1kg中) |
カロリー (代謝エネルギー) | 442kcal/100g |
子猫 | 量(g/カップ) |
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生後1ヶ月(0.4kg) | 26g(2/8カップ) |
生後2ヶ月(1.0kg) | 45g(4/8カップ) |
生後3ヶ月(1.3kg) | 57g(5/8カップ) |
生後4ヶ月(2.0kg) | 61g(5/8カップ) |
母猫 | 量(g/カップ) |
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妊娠期(4.0kg) | 62〜96g(5/8〜1カップ) |
授乳期 | 食べるだけ与える |
※1カップの目安 200 ml=92 g |
マザー&ベビーキャット(子猫用・母猫用ウェットフード)
ロイヤルカナンのマザー&ベビーキャット(ウェット)は、妊娠後期~授乳期までの母猫と、生後1ヶ月~4ヶ月ごろまでの子猫が使用できるウェットフードです。
母猫の授乳や子猫用ミルクから、だんだんと離乳食へと移行していく時期の子猫でも食べやすいよう、フードの形状は柔らかいムース状となっていますよ。
主な成分には、猫の食べ飽きを防ぐため、チキンなどのたんぱく質が含まれており、成長期の子猫にはもちろん、妊娠してから授乳期までの母猫にも必要な栄養素を補うことができます。
生後4ヶ月ごろまで使用できますので、マザー&ベビーキャットの単品をはじめ、子猫用ミルクやドライフードと混ぜて使用するのもおすすめでしょう。
メイン食材 | 肉類(鶏、豚) |
主成分 | たんぱく質:8.5%以上 脂質:3.5%以上 粗繊維:2.4%以下 灰分:2.1%以下 水分:81.5%以下 食物繊維:1.5% ビタミンA:30,000IU(1kg中) ビタミンD3:200IU(1kg中) ビタミンE:150mg(1kg中) |
カロリー (代謝エネルギー) | 96kcal/100g |
子猫 | 量(トレイ) |
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生後1ヶ月 | 少しずつ量を増やしながら与える |
生後2ヶ月 | 1 2/4-2 1/4トレイ |
生後3ヶ月 | 2-2 3/4トレイ |
生後4ヶ月以上 | 2 1/4-3トレイ |
母猫 | 量(トレイ) |
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妊娠期・授乳期 | 妊娠期:2-5 1/2トレイ 授乳期:食べるだけ与える |
生後5ヶ月~12ヶ月までの成長後期の子猫用
- キトン(成長後期の子猫専用)
- キトン ゼリー
- キトン ローフ
- キトン ウェット
- 子猫専用フードセット
キトン(成長後期の子猫専用)
ロイヤルカナンのキトン(成長後期の子猫専用)は、生後5ヶ月~12ヶ月ごろまでの子猫が使用できるドライフードです。
生後5ヶ月ごろの子猫の体はどんどん大きくなり、行動もアクティブになっていきますが、そんな成長後期から与えるのにぴったりなフードがキトンといえるでしょう。
子猫から成猫へ成長すると共に免疫力も発達する時期ですので、抵抗力を上げる抗酸化成分が含まれたキトンを与えておくと、自然と抵抗力を維持することができますよ。
他にも、子猫の筋肉や骨格の形成に必要なたんぱく質・ビタミン・ミネラルの数々が配合されており、高カロリーなフードとなっているため、子猫の成長を全力でサポート。
また、ロイヤルカナンが独自にミックスした、消化性の優れたたんぱく質・食物繊維の組み合わせなどが、腸内環境を整え、ゆっくりと発達する子猫の消化器を優しく支えます。
メイン食材 | 肉類(鶏、七面鳥) |
主成分 | たんぱく質:34.0%以上 脂質:16.0%以上 粗繊維:3.3%以上 灰分:8.5%以上 水分:6.5%以上 食物繊維:7.2%以上 ビタミンA:24500IU(1kg中) ビタミンD:3800IU(1kg中) ビタミンE:600mg(1kg中) |
カロリー (代謝エネルギー) | 409cal/100g |
時期(体重) | 量(g/カップ) |
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生後1ヶ月~2ヶ月 (0.4-1.0kg) | 29-48g(3/8-5/8) |
生後3ヶ月~4ヶ月 (1.3-2.0kg) | 61-66g(6/8-7/8) |
生後5ヶ月~6ヶ月 (2.3-2.9kg) | 69-67g(7/8) |
生後7ヶ月~12ヶ月 (3.1-4.0kg) | 64-51g(7/8-5/8) |
キトン ゼリー
ロイヤルカナンのキトンゼリーは、生後5ヶ月~12ヶ月ごろまでの子猫が使用できるウェットフードです。
成長後期の子猫に最適な栄養バランスで、常に健康な状態を維持し、抵抗力が自然とアップすることを考えて作られているのが、キトンゼリーでしょう。
成分には、たんぱく質・ビタミン・ミネラルなどが豊富に配合されており、また、子猫の食べ飽きや食べムラを防ぐ形状に仕上げているところがこだわり。
フードの形状や食感が気に入らないと食べない=新しいフードが食べたくなるといった猫の習性を踏まえ、形状や食感の種類を増やすことで、グルメな子猫でも満足できるフードになっています。
そんなフードの形状は、薄切りにされたチャンク(肉のかたまりのこと)で、ぷるんとしたゼリーと混ざり合っているため、小さな口をしている子猫でも食べやすいですよ。
メイン食材 | 肉類(鶏、豚) |
主成分 | たんぱく質:10.0%以上 脂質:2.0%以上 粗繊維:1.6%以下 灰分:1.9%以下 水分:80.5%以下 食物繊維:1.1% ビタミンA:39,000IU(1kg中) ビタミンD3:200IU(1kg中) ビタミンE:150mg(1kg中) |
カロリー (代謝エネルギー) | 91kcal/100g |
子猫(時期) | 量(パウチ) |
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生後1.5ヶ月 | 1 1/2- 2 1/2パウチ |
生後2ヶ月 | 2-2 1/2パウチ |
生後3ヶ月 | 2 1/2-3 1/2パウチ |
生後4ヶ月 | 3-4パウチ |
生後6ヶ月 | 3-4パウチ |
生後9ヶ月~12ヶ月 | 2 1/2-3パウチ |
母猫(妊娠期):体重kg | 量(パウチ) |
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3kg | 2 1/2-4パウチ |
5kg | 4 1/2-6 1/2パウチ |
キトン ローフ
ロイヤルカナンのキトンローフは、生後5ヶ月~12ヶ月ごろまでの子猫が使用できるウェットフードです。
キトンゼリーと同様に、キトンローフも、成長後期の子猫に適した栄養バランスを考えて作られており、食べ飽きや食べムラを防ぐ形状に仕上げているところがポイント。
そんなフードの形状は、ローフ(長方形のかたまりのこと)で、数あるウェットフードのなかでも珍しいかたちといえ、なめらかで柔らかい食感が特徴となっています。
メイン食材 | 肉類(鶏、豚) |
主成分 | たんぱく質:10.3%以上 脂質:2.3%以上 粗繊維:2.0%以下 灰分:2.2%以下 水分:79.0%以下 食物繊維:1.4% ビタミンA:40,000IU(1kg中) ビタミンD3:200IU(1kg中) ビタミンE:150mg(1kg中) |
カロリー (代謝エネルギー) | 95kcal/100g |
子猫 | 量(パウチ) |
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生後1.5ヶ月 | 1 1/2-2パウチ |
生後2ヶ月 | 2-2 1/2パウチ |
生後3ヶ月 | 2 1/2-3 1/2パウチ |
生後4ヶ月 | 2 1/2-3 1/2パウチ |
生後6ヶ月 | 2 1/2-3 1/2パウチ |
生後9ヶ月~12ヶ月 | 2-3パウチ |
母猫(妊娠期):体重(kg) | 量(パウチ) |
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3kg | 2 1/2-4パウチ |
5kg | 4 1/2-6 1/2パウチ |
キトン ウェット(グレービー)
ロイヤルカナンのキトンウェットは、生後4ヶ月~12ヶ月ごろまでの子猫が使用できるウェットフードです。
キトンウェットは、生後4ヶ月ごろの子猫に与えても問題ないため、成長後期の子猫に向けたラインナップのなかでも、長く愛用できるフードのひとつでしょう。
キトンゼリーやキトンローフと同様に、キトンウェットも、主に成長後期の子猫に適した栄養バランスを考え、調整されていますよ。
フードの形状は、薄切りにされたチャンク(肉のかたまりのこと)が、とろりとした肉汁たっぷりのソースと混ざり合っているので、子猫の食欲を刺激します。
メイン食材 | 肉類(鶏、豚) |
主成分 | たんぱく質:10.0%以上 脂質:2.0%以上 粗繊維:1.9%以下 灰分:2.0%以下 水分:81.0%以下 食物繊維:1.1% ビタミンA:45,000IU(1kg中) ビタミンD3:200IU(1kg中) ビタミンE:150mg(1kg中) |
カロリー (代謝エネルギー) | 95kcal/100g |
子猫 | 量(パウチ) |
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生後1.5ヶ月 | 1 1/2-2パウチ |
生後2ヶ月 | 2-2 1/2パウチ |
生後3ヶ月 | 2 1/2-3 1/2パウチ |
生後4ヶ月 | 2 1/2-3 1/2パウチ |
生後6ヶ月 | 2 1/2-3 1/2パウチ |
生後9ヶ月~12ヶ月 | 2-3パウチ |
母猫(妊娠期):体重(kg) | 量(パウチ) |
---|---|
3kg | 2 1/2-4パウチ |
5kg | 4 1/2-6 1/2パウチ |
子猫専用フードセット
ロイヤルカナンの子猫専用フードセットは、生後1ヶ月~12ヶ月ごろまでの子猫が使用できるドライフードと、5つの特典がセットになった商品です。
セットになっているドライフードは、キトン(成長後期の子猫用)ですが、パッケージに記載されている月齢に合わせた分量を守れば、生後1ヶ月から使用しても問題はありませんので、安心してくださいね。
- 子猫ガイド
- キトン400g
- フードカップ
- 写真フレーム
- プレイボックス
特典には、子猫の飼育方法が掲載されたブックレットをはじめ、お試しサイズのキトン、フードの分量を調整できるフードカップ、愛猫の写真が飾れる写真フレームに、手持ちの猫じゃらしで遊べるプレイボックスまでも!
子猫を飼いはじめた方や、ロイヤルカナンのフードを試してみたい方にもおすすめで、全ての飼い主と猫たちが満足できる内容になっていますよ。
メイン食材 | 肉類(鶏、七面鳥) |
主成分 | たんぱく質:34.0%以上 脂質:16.0%以上 粗繊維:3.3%以下 灰分:8.6%以下 水分:6.5%以下 食物繊維:7.0% ビタミンA:22,500IU(1kg中) ビタミンD3:800IU(1kg中) ビタミンE:600mg(1kg中) |
カロリー (代謝エネルギー) | 409kcal/100g |
時期:体重(kg) | 量(g) |
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生後1ヶ月~2ヶ月 (0.35-0.6kg) | 30g |
生後2ヶ月~3ヶ月 (0.8-1.2kg) | 50g |
生後3ヶ月~4ヶ月 (1.4-2.1kg) | 60g |
生後4ヶ月~6ヶ月 (1.8-2.8kg) | 65g |
生後6ヶ月~9ヶ月 (2.4-3.9kg) | 70g |
生後9ヶ月~12ヶ月 (2.9-5kg) | 70g |
ロイヤルカナンキトンとキトンケアの違い
ロイヤルカナンには、キトンシリーズとは別に、キトンケアといったシリーズが存在します。
キトンシリーズは標準的な子猫を対象に作られたフードが中心ですが、キトンケアシリーズは準食事療法食として使用できるような原材料を中心に展開されているんですね。
キトンシリーズより低カロリーな配合であり、健康に配慮された栄養素で設計されているフードですので、健康面が気になる子猫でも安心して食事を摂ることができるといえます。
基本的には動物病院で取り扱われているフードなので、かかりつけの動物病院で獣医師と相談のうえ使用するのがベターでしょう。
キトンシリーズはいつまで与える?
キトンシリーズは子猫に向けたラインナップなので、高カロリーということもあり、いつまで与えるべきなのか悩みどころですね。
いつまで与えるのが適切なのか子猫、母猫ともにしっかりチェックして使用しましょう。
- 子猫は生後12ヶ月ごろまで
- 母猫は授乳が終わるまで
ロイヤルカナンのキトンシリーズは、子猫と母猫をターゲットに作られたフードを中心に展開しているため、使用期間が定められています。
子猫の場合、産まれた時から成猫へと成長する生後12ヶ月ごろまでのあいだを目安として与え、生後12ヶ月以降は成猫用のフードに切り替えましょう。
母猫の場合、おおよそ交尾後の7週目からを妊娠後期とし、子猫の授乳をしているあいだを目安に、栄養素が高いキトンシリーズのフードを与えると良いですよ。
ロイヤルカナンキトンシリーズの口コミ
ロイヤルカナンは、愛猫家から支持されるペットフードブランドですが、実際に使用してみた感想も気になりますよね。
そこで、Amazonや楽天に寄せられた、キトンシリーズのポジティブな口コミとネガティブな口コミをそれぞれ紹介します。
ポジティブな口コミ
- 小粒で食べやすい
- 毛艶が良くなった
- 食欲が旺盛になった
- 下痢をしなくなった
- 吐き戻しがなくなった
- ショップやネットでも手に入りやすい
上記の口コミでは、ポジティブな意見が圧倒的に大多数を占めています!
子猫の小さな口と顎でも食べやすいように設計されたフードのサイズと形状、また、猫にとって嗜好性の高い素材を使用しているので、食欲が旺盛になる傾向があるようですね。
体質に合わないフードを食べ続けていると、嘔吐や下痢などを繰り返してしまうこともありますが、ロイヤルカナンのキトンシリーズを与えはじめてから吐かなくなった・便秘や下痢が治ったといった意見も多く伺えました。
体調が悪いと食欲不振になり、子猫の毛艶も悪くなってしまうものですが、ロイヤルカナンのキトンシリーズなら食欲を促すため、自ずと毛艶も良くなるのが嬉しいですね。
日頃から利用しているショップやネットでも取り扱われていることから、非常に手に入りやすいところも高評価につながっているポイントだといえます。
ネガティブな口コミ
- 価格が高い
- 添加物が気になる
- 他のフードを食べなくなった
上記の口コミでは、ごく少数ではありますが、ネガティブな意見も見受けられました。
現在、販売されているペットフードのなかには非常に高価なフードもありますが、ロイヤルカナンのキトンシリーズは良質な素材を使用しているわりには安価ですし、価格に見合ったフードといえます。
嗜好性の高さから、ロイヤルカナン以外のフードを与えても見向きもしなくなった子猫や、先住猫と子猫がフードの取り合いをするため、フードの減りも早くなるようですね。
添加物には酸化防止剤が使用されていますが、ロイヤルカナンのペットフードのように規定量の範囲を守られている製品であれば、過度に心配する物質ではないので、一概に危険ともいえないでしょう。
子猫の将来のためにも、栄養バランスの良いフードで育てたい愛猫家が多いなか、「やっぱりロイヤルカナンじゃなきゃ!」といった意見が総合的に目立つ結果となりました。
実際に使用している筆者のレビュー
世界中のロイヤルカナンファンから絶大な支持を受け続けるロイヤルカナンのキトンシリーズですが、本当に品質は確かなのか、愛猫は喜んで食べてくれるのか、まだまだ知りたいことはたくさんあるかと思います。
そこで、実際にロイヤルカナンのキトンシリーズを愛用している筆者と愛猫(ロシアンブルー・レイ)が、キトンシリーズについてのおすすめポイントを、具体的にレビューします!
キトン(成長後期の子猫専用)の場合
我が家の愛猫、ロシアンブルーのレイは、生後5ヶ月のメスです。
\あたちがロシアンブルーのレイちゃんでーす❤/
生後2ヶ月を過ぎたころ、保護猫として迎え入れることとなりました。
当時はロイヤルカナンとは別のドライフードを与えていましたが、カリカリした食感のままドライフードを食べられるようになってから、ロイヤルカナンのキトン(成長後期の子猫専用)にチェンジ。
現在、ロイヤルカナンのキトンとキトンウェットを、日々の様子を観察しながらローテーションさせている状況ですが、食事のメインとなっているのはドライフードのキトンです。
子猫の小さな口でも食べやすい小粒なフードで、食べこぼしが少なくなりました!
レイの口はとても小さく、口から何度もフードがこぼれてしまうため、口元を前足で押さえながら食べていたのですが、その姿を目撃する回数がグッと減りましたね。
飼い主の目線としては微笑ましい光景だったのですが、レイにとっては食べやすくなり、食事の時間がより充実したものとなったのではないでしょうか。
キトン ウェットの場合
ドライフードのキトンだけでは飽きてしまう心配や、口の小さなレイにはウェットフードも必要かと判断し、キトンウェットも並行して与えてみることに。
いつもあっという間に完食し、おかわりのおねだりまでされちゃいます。
ドライフードだけではいずれ飽きてしまう心配や、子猫のあいだに様々な味や食感のフードに慣れてほしいといった気持ちがありましたが、食いつきの良さから、飽きない美味しさがあることを実感しますね。
腸内環境を整えることで健康な体へ
本来、生体として販売されることが予定されていたレイ。
既に購入者も決まっていたそうですが、遺伝子検査に引っかかってしまったため、悲しくも返品されてしまい、里親を募集していたところを引き取ることにしました。
遺伝子検査に引っかかってはいるものの、レイは症状を発症しておらず、いわゆるキャリアと呼ばれる状態にあり、仮に発症しても必ずしも命には関わらないとのこと。
どうか「令和」の時代を、力強い光線のように生き抜いてほしいといった願いを込めて「レイ」と名付け、共に生活する日々が始まったのです。
遺伝子疾患のキャリアであるレイに、飼い主としては全く不安がないわけではありませんでしたが、元気に遊ぶ姿を見ては安堵するなか、たまにお腹を壊すところが気になっていました。
そこで、子猫の腸内環境を整える作用のあるロイヤルカナンのキトンシリーズを与えてみたのですが、それからはお腹を壊さなくなり、強烈だった便の匂いがほとんど匂わないまでに!
これまで美しかった毛艶にも更に磨きがかかったことで、誰からも褒められる毛並みになり、今や獣医師も驚くほど順調に成長していますよ。
腸内環境が悪いと全体の不調につながりますし、食事が動物の健康に栄養を与えるといった考えから創設されたロイヤルカナンを信じて、これからもロイヤルカナンのフードを与え続けたいと思います。
まとめ
ロイヤルカナンのキトンシリーズから、子猫用前期&後期についての種類と特徴をはじめ、与える量やカロリーまで、徹底的にレビューしましたが、いかがでしたか?
創設者のジャン・カタリーは、消化不良から様々な疾患を引き起こしていた動物を、薬を使用せずに食事で健康にできないものかと考え、ロイヤルカナンの創設に至ったといわれています。
現在もその意思は引き継がれ、科学や獣医学などに携わる専門家たちとタッグを組みながら、品質の向上を目指しているのがロイヤルカナンでしょう。
高品質な内容に見合ったコストパフォーマンスや、健康状態の維持、何より猫たちの喜びながら食事する姿から、ロイヤルカナンのキトンシリーズが良質だということがよく分かりますね。
ぜひ、ロイヤルカナンの子猫用フードで、大切な子猫の体づくりを始めてみませんか?