愛猫へのお手入れに対する意識がさらに上がってきた昨今。
それに伴い、年々猫のお手入れに関するグッズは種類を増してきています。
数あるお手入れグッズの中でも「ラバーブラシ」を使っている方も多いのではないでしょうか?
ラバーブラシと一口にいっても非常に多くの種類がありますが、中でも「ペットアンドミー」のラバーブラシは、元トリマーの筆者から見てもとても使いやすく、優秀です。
うちの愛猫のもっぷ(白猫)も、とろけるほど気持ち良さそうにブラッシングされていますよ^^
ということで、ペットアンドミーのラバーブラシを実際に使ってみた使い心地や使い方、口コミについて徹底レビューしていきます!
もくじ
pet+meラバーブラシとは
ペットアンドミー(pet+me)のラバーブラシはとにかく凄い!
他のラバーブラシでここまで考えられて作られているものは他にないのではないか?というくらいです。
そんなペットアンドミーのラバーブラシには主に5つの特徴があります。
- 高品質なスイス製
- 獣医さんが推奨
- 両面使えてマッサージ効果もあり
- 形状が良い!
- 豊富なラインナップ
高品質なスイス製
ペットアンドミーのラバーブラシはスイス製。
スイスといえば高級時計をはじめ、さまざまな日用品が世界最高水準と言われるほど製品の品質が良いことで有名です。
また、ヨーロッパは動物愛護先進国が多く、特に、スイスの動物愛護法は「ヨーロッパで一番厳しい」と言われるほどで、国を挙げて動物をより大切にしています。
そういった背景もあり、このペットアンドミーのラバーブラシは、品質や安全性において、世界最高級レベルの信頼を誇っています。
獣医さんが推奨
ブラシの材質は、哺乳瓶にも使われている安心の医療用シリコン100%で、目や耳など皮膚の薄いデリケートな部分にも優しい素材。
皮膚の敏感な子にも、身体をいたわりながら優しく使用できるので、安心できますね。
万が一、誤って口にいれて齧ったり、飲み込んだりしても、身体には無害です。
使用後は猫の手の届かないところへしまってくださいね!
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両面使えてマッサージ効果もあり
突起の小さな面と大きな面があり、両面使えるのもペットアンドミーのラバーブラシの特徴の一つです。
突起の小さな面では被毛の汚れや抜け毛を絡めとってくれますし、突起の大きな面では程よいマッサージ効果も生み出してくれます。
素材の質感によりソフトな使い心地なので、猫ちゃんもうっとり…(*´ω`*)
形状が良い
ラバーブラシの形状は人間工学に基づいて作られているため、手になじみやすく使っていても疲れにくいようになっています。
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ブラッシングをする私たち飼い主にとっても、優しいラバーブラシです。
豊富なラインナップ
引用:pet+me公式
ペットアンドミーのラバーブラシは、ハードタイプとソフトタイプ、さらに、長毛種・短毛種といった毛の長さによって、種類が豊富にラインナップされています。
- レッド :ハード(犬用)・長毛種用
- イエロー:ハード(犬用)・短毛種用
- グリーン:ソフト(猫用)・長毛種用
- ブルー :ソフト(猫用)・短毛種用
ラバーブラシの表面をよく見ると、種類ごとにブラシの突起の形が独特の形状をしているのがわかります。
専門家の方々が、それぞれの使用する動物の特性に合わせてラバーブラシの形状を計算して作っているためです。
使う相手(ペット)にとって一番使い心地が良いように、ここまで細かく作られているのはペットアンドミーのラバーブラシだけではないでしょうか。
ペットアンドミー猫用のメリット&デメリット
ペットアンドミーのラバーブラシにも、メリットばかりではなく、デメリットもあります。
実際に使うことを考えると、製品の”凄いところ”と”少し残念なところ”を知っておくことで、より効果的に使うことができますよ^^
メリット
- 軽い力でスイスイ使える
- 持っている手が疲れにくい
- 抜け毛がよく取れる
- フケや皮脂も除去できる
- 服やカーペットについた抜け毛も取れる
- 裏表それぞれに役割が違う両面を無駄なく使えること
- お風呂でも使える
軽い力でスイスイ使える
ペットアンドミーのラバーブラシはとにかく本体が軽く、余計な力を入れずにスムーズに使えるところが良いです。
元々握力の弱い私でも楽々スイスイ!
程よい柔らかさで表面がツルツルしていないので、本体が手から滑り落ちづらく、持つ手にフィットします。
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持っている手が疲れにくい
使っていて手が疲れにくいのも嬉しいポイント。
多頭飼いしているお家だと特に、ブラッシングでラバーブラシを使う頻度が多いですよね。
そんな時、長時間使っていても手が疲れにくいのはありがたい!
独特な台形のような形状が人間工学に基づいて作られているため、大きさもほどよく、そして握りやすくなっているんです。
変に力を入れずに済むので、ブラッシング後のあの腕のだるさがほぼありません。
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抜け毛がよく取れる
ペットアンドミーのラバーブラシはひと撫でするだけで、驚くほど抜け毛が取れます。
使い方に少々コツが必要なのですが、説明書どおりにブラッシングしていけば、効果的に抜け毛を除去できます。
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また、突起の配置は専門家によって計算された配置になっており、特別な技術も要らずに簡単にブラッシングできて、抜け毛を取り除くことができます。
フケや皮脂も除去できる
ペットアンドミーのラバーブラシは抜け毛のみならず、身体についたフケや、不要な皮脂もからめとってくれます。
ラバーブラシの突起の大きな部分で、地肌に触れるように強めに当ててブラッシングします。
すると、硬くなった皮脂が取り除かれて、シリコンに付着するのです。
また、それと同時に表面についたフケも一緒にシリコンに付着し、取り除かれます。
こうすることで毛穴が綺麗になり、本来生え替わる毛だけが抜け、フケが無くなるので、毛艶も良くなります。
裏表それぞれに役割が違う両面を無駄なく使えること
ペットアンドミーのラバーブラシの突起の配置は専門家によって計算された配置になっており、裏表共に使えます。
他のラバーブラシは片面のみの使用が多い中、裏表両方使えるラバーブラシって珍しいですよね。
しかも、裏と表で形状も違えば役割も違います。
突起の大きな面ではマッサージ効果が期待でき、さらにフケや皮脂も取り除くことができます。
突起の小さな面ではスムーズに不要な被毛の除去ができ、カーペットや服についた毛も除去することもできるのでまさに一石二鳥。
無駄な部分が一切ありません。
お風呂でも使える
ペットアンドミーのラバーブラシはもちろん濡らしても大丈夫。
むしろ、猫のブラッシングでは少し濡らしてから使うことが推奨されています。
ですので、普段のシャンプーでも使うことができるのです。
ペットアンドミーのラバーブラシの能力のおかげで、普通に手だけでシャンプーするよりもフケや皮脂が取れやすいのでとても楽ですよ^^
そして、ラバーブラシは100%シリコン製。
金属成分は一切入っていないので、濡らしてもサビなどで劣化しないのも嬉しいポイント。
使用後はカビが生えないように、きちんと乾かしてから保管すると衛生的です。
デメリット
- ブラシに付いた毛の除去が面倒
- もつれや毛玉は除去できない
- 毛が舞い散りやすい
ブラシに付いた毛の除去が面倒
ペットアンドミーのラバーブラシは、他のラバーブラシに比べ、付着した毛が取り除きにくいという欠点があります。
計算されて完璧に配置された突起ですが、突起の間隔が狭く、毛を除去するには困難な形状になっています。
ブラシから毛をはがすようにペローンと取れると良いのですが、そうもいきません。
長毛種の猫で、毛が大量に取れた場合は毛同士が絡まってぺろーんと取れる場合もありますが、短毛種ではなかなか簡単に取れないことがあります。
特にこれは突起の大きい面に付いた毛が取りづらく、綺麗に取り切るには、掃除機で吸い取るか、シャワーなどを使って水洗いする必要があります。
ですが、使用後都度、毎回水洗いすれば毛は取れますし、逆にその方が衛生的なので面倒臭がらずささっと洗ってしまいましょう!
もつれや毛玉は除去できない
ペットアンドミーのラバーブラシに限らず、元来柔らかい素材であるラバーブラシには、毛が絡まりもつれてしまった毛玉を取る能力はありません。
長毛種の猫には、あらかじめスリッカーブラシという他の種類のブラシを使って、毛玉を除去してから使うことが好ましいです。
少し面倒ですが、毛玉はラバーブラシに引っかかりやすいので、猫に痛い思いをさせないためには毛玉は無い状態でブラッシングしてあげましょう。
普段からブラッシングすることで、あのにっくき毛玉の発生防止にもなります。
毛が舞い散りやすい
ブラッシングの最中に毛が舞い散りやすいという欠点もありますが、これはブラッシング前に少し湿らす程度にラバーブラシを濡らしてから使うとかなり防ぐことができます。
加えて、静電気の発生も抑えてくれます。
静電気が発生すると、猫が嫌がりブラッシング自体を嫌いになってしまう可能性もあるんです。
うっかり忘れてしまいそうですが、やるとやらないでは全然違うので、濡らしてから使いましょう^^
ペットアンドミー猫用ラバーブラシの口コミ
ペットアンドミーのラバーブラシについて、良いところも悪いところも紹介してきましたが、実際に使ってみた方の感想や口コミも気になりますよね。
ネット通販で実際購入し、使用した方の口コミをまとめましたので、見てみましょう。
- 他のブラシは嫌がってたけどこれは嫌がらずにブラッシングさせてくれた
- ブラッシング苦手の猫が、これは「やってー」とばかりによって来る
- 驚くほど毛が抜ける
- カーペットやソファーなどに付いた毛もとれるので一石二鳥
- お風呂で使えたり、熱湯で消毒できるのも良い
- 柔らかいので猫の身体にフィットする
- ブラッシングのあと、ツヤツヤになる
ペットアンドミーのラバーブラシの虜になっている猫ちゃん、そして飼い主さんがたくさんいらっしゃいました!
ラバーブラシとしての役割を十分果たしているのはもちろん、服などについた毛の処理もできることに驚いている方も多いようです。
この部分については私も一番驚いたポイントです。
万が一猫が気に入らなくても、掃除に使えるのなら全く無駄な買い物にはならないのが良いですね。
また、抜け毛はもちろん皮脂やフケも取れるので、ブラッシング後はツヤツヤと輝くように綺麗になりますよ^^
- 他のラバーブラシに比べ値段が高い
- 抜けた後の毛の処理が大変(毛が舞い散る)
- 嫌がる
- ブラシについた毛が取りにくい
- あまり毛が取れない
- 仕上げの面の上下が分かりづらく、取説も分かりづらい
やはり良い素材、高機能なだけあり、他の製品と比べ割高になってしまうのは仕方無いですね^^;
ですが使い心地を考えると妥当な値段だと私は思います。
そしてやはりデメリットに挙げたように、ブラシに付いた毛が取りづらいようです。
シリコン製なので毛が張り付きやすいのと、突起の数が多く目が詰まっているためです。
毛が張り付きやすいのは、皮脂やフケを吸着しやすくしているからであり、目が詰まっているのは抜け毛を効率よく取り除けるよう計算して配置されているからです。
ラバーブラシの効果を最大限に引き出すための素材と構造を追求したことと引き換えに、このようなデメリットとなってしまっているわけですね。
ですが、この「毛が取りづらい」ことを挙げている人と同じくらい「水洗いすれば綺麗になる」と言っている方も多いので、それほどお手入れは面倒ではないように感じますね^^
嫌がる、毛があまり抜けないというネガティブな意見については、そもそも触られること自体に慣れてない猫であったり、使い方を間違っている可能性もあるので、こればかりは練習あるのみです。
もし「うちの猫には使えないなー」と思っても、服やカーペットの毛を取る道具としても大いに活躍しますので、無駄にはなりません。
使い方については、次の項目を参考にしていただければ効果的に使うことができると思います^^
ペットアンドミー猫用ラバーブラシの使い方
ラバーブラシの外観と持ち方
まずは、ブラシの形状をよく見て、持ち方を確認しておきましょう。
ペットアンドミーのラバーブラシは、前述のように、持ちやすいように人間工学に基づいて設計された台形のような形をしていますね。
そして、突起の大きな表面と突起が小さい裏面で構成されています。
そしてブラシは、親指と中指だけで持ち、あとの指はブラシがぐらつかないように支えるイメージで軽く持って、優しく撫でるように使うのがコツです。
\ラバーブラシの正しい持ち方!/
ブラッシング全般に言えますが、猫がリラックス状態の時に行うことがポイント。
また、毛を取るのに夢中になるあまり、力を入れすぎないようにしましょう。
ラバーブラシの使い方
ペットアンドミーのラバーブラシは特殊な形状なゆえ、その効果を最大限に発揮できる使い方があります。
さぁ、ではいざ!使ってみましょう!
ペットアンドミーの猫用ラバーブラシは、まずはじめに少し濡らしてから使ってください。
そのまま使うとブラシとの摩擦で静電気が発生してしまい、毛が飛び散って掃除が大変になったり、パチッ!となったりと、猫も人も不快な思いをします…。
まず最初に表面(突起がある面)を使用します。
毛の流れに沿って、縦方向に動かしましょう。
こうすることで被毛をほぐし、抜け毛を取り除きやすくします。
次は、同じ表面を使って、横方向に動かします。
この時、STEP2と同じように毛並みにそって行うようにしましょう。
するとどんどん毛が抜ける抜ける!
マッサージ効果が発揮されるのもこの時で、猫の表情をよく見て、気持ち良さそうにする力加減を探ってみてください。
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ある程度抜け毛が取れたらブラシをひっくり返し、次は裏面を使います。
上下にギザギザとした山切りカットがあるのがわかるでしょうか。
画像の黄色い枠で囲った部分です。
そこを使って縦方向にブラシを動かします。
そうすることで、おもて面では取れなかった抜け毛も取り除けます。
ここからは仕上げ作業です。
ブラッシングをしていると、抜け落ちた毛が猫の身体の表面に残っているのが確認できるかと思います。
それを裏面の腹の部分を使って取り除きます。
縦方向に動かすことで簡単に取れます。
最終的に、裏面を使って横方向に動かします。
画像の黄色の部分で示している、丸い小さな突起の部分を意識して使うようにします。
これで表面に取り残された抜け毛がほぼ取れます。
⑤と⑥のやり方で服やソファ、カーペットに付いた毛も取り除けますので、ブラッシング終わりにも大活躍です。
手順が多いですが、慣れればサクサクできます。
うっとりしている猫ちゃんを見るのも嬉しくなってきますよ^^
ペットアンドミー猫用ラバーブラシを使った感想・レビュー
ということでさっそく使ってみました!
ペットアンドミー猫用ラバーブラシを使った感想は…
飼い主
ねこ
ということです。
さて、どういうことなのか、詳しくみていきましょう。
抜け毛の取れ具合は?
一番飼い主さんとしては気になるのが「抜け毛はたくさん取れるのか?」ということではないでしょうか。
もっぷちゃんに試してみたところ、ものの3分で
真っ白!! 注)もっぷは白猫
ちゃんと抜け毛は取れてますね。
しかも軽く撫でただけでこれだけ取れてます。
身体の表面に付いた抜け毛も裏面を使うと綺麗に取れ、こんな毛玉ボールがあっという間に出来あがりました。
床や服に付いた毛もこのブラシの裏面でかき集めることができました。
…が、完璧に取れるわけではないので、お掃除の仕上げは粘着テープを使うことをおすすめします。
猫は嫌がっていないか?
ここも飼い主さんにとっては気になる部分ではないでしょうか。
結果は・・・
\でろーん!!/
ブラッシングし始めた途端『ゴロゴロ…』と喉を鳴らすもっぷちゃん。
とても気持ちいいみたいで、心なしか目がうっとりしています。
ですが、人に触られ慣れていない猫や、触られること自体嫌いな猫はこのとおりにはならない可能性が大です。
大前提としてまずは人に触られることに慣れることから始める必要があります。
人に触られることが大好きな甘えん坊のもっぷも気持ちいいとはいえ、5分ほどで飽きてどこかへ去っていきました。
これは大変。先ほどの毛玉ボールで遊んでいるではありませんか…!
食べるとマズいので、他のことで気を逸らせて取り上げました^^;
毛をたくさん取りきりたい気持ちを抑え、今回はブラッシングは5分で終了。
理由は、猫が嫌がるまでブラッシングをしてしまうと、ブラッシングが嫌いになってしまうからです。
気持ちよかったな~♪という気持ちのまま終了するのがベストです。
一気に抜け毛を取ってしまうのではなく、このように短時間のブラッシングを毎日こまめにすることが嫌われないコツですよ^^
ブラシの手入れ
問題は、使い終わった後のブラシの手入れが大変なこと。
突起が複雑な形状をしているため、素手だけではブラシに残った毛は取りづらく、水洗いをすることが必須です。
この時、「ぬるま湯洗い」にすると、ブラシについた皮脂やフケが取れやすくなります。
シャンプー時に使うのであれば、シャンプーがブラシの汚れも取ってくれるので、使用後の手入れはさっとシャワーでゆすいで終わり!なので楽ちんです^^
そして洗った後は、風通しの良い日陰で干します。
濡れたままが続くと、雑菌が繁殖したり、カビが生えてくる恐れがあるので注意してください。
このひと手間がブラシを長持ちさせる秘訣です。
少し他製品よりも手入れが面倒ではありますが、清潔さが保持できるのでお手入れは欠かさずにしておくようにしたいと思います。
まとめ
今回は猫用ペットアンドミーのラバーブラシを使った感想とレビューについてお届けしました。
他製品と比べると決して安くはない商品ですが、私と愛猫もっぷにとってはお値段以上に使いやすく、お気に入りになったラバーブラシでした。
ちなみに私はプレゼントにもおすすめできる商品だと思っています^^
ぜひ一度使ってみて、そして末永く愛用してくださいね!